忘れた頃に、突然更新


by ktaro1414
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小説90

 日曜日、ぼくと彼女はJR吉祥寺駅で待ち合わせた。彼女が、どこか公園に行きたいと言ったので、井の頭公園に行くことにしたのだ。空には雲ひとつ無く、10月も終わりとは思えないような日差しが降り注いでいた。そんな日差しを浴びながら、駅から公園へと向かう道を、ぼくたちはゆっくりと歩いた。時には、途中にある雑貨屋や古着屋なんかを覗いたりしながら。公園の入口にあるレストランの店先で飲物を売っていたので、ぼくはハイネケンのボトルと、彼女にミネラルウォーターを買い、池の畔のベンチに腰掛けて、それを飲んだ。日差しは強いけれども、湿気が無く、とても気持ちの良い日曜日だった。ぼくは半分程ビールを飲んだところで、何気なく彼女に訊いていた。
「どうしてオレに会いたいなんて言ったの?」
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by ktaro1414 | 2008-10-15 08:50 | STORY